Ned Kelly感想(ジョー・バーン激愛宣言)
03/8/23
*簡潔な感想はオーリかヒースの映画レビュにあります*
*思いきりネタバレ&2ページあるのでご注意を(^^;*
ハマりました☆
待ってた…とゆーか、やっと観れた嬉しさもあいまってでしょうか、とにかくPotCサイトでありながらPotCがどうでもよくなるくらいハマりました(汗)ホントすみません。
いやね、映画自体は絶対PotCのが良い出来だと思います。そりゃハリウッド大作とオーストラリアのインディとじゃ掛けられる予算がまず違うし、俳優の質だって落ちる(はず)だし、それは仕方ないと思います。いくらオーストラリア歴代1位の予算がかけられたとしてもね。
映像は、いたるところで無駄なくらいにオーストラリアの雄大な自然が散りばめられており、音楽もかなり良かったと思います。でも何が一番私にとってヒットだったか。これはですね。


ネッドの右腕兼親友(兼恋人)ジョー・バーン!


彼の存在につきますマジで。
演じるオーリィが、ジョーという人物に惚れこんで彼についての歴史書やらを読み漁ったというのがよく分かります。そして、オーリィのジョー役の評価がやたら高いのも。
とにかくジョーが出てたら絶対ジョーを観てしまいますこの映画
PotCで言えば(一般人が/笑)ジャックが端にちょこっとでも映っていれば、気になってジャックばっか観ちゃう心境とおんなじです。とにかく表情が可愛いったらありゃしない!!やることなすことインパクト残すんですよ彼!もちろん、タイトルが「Kelly Gang」から最終的に元の「Ned Kelly」に戻ったことから分かるようにこれはネッド・ケリーの半生をつづった映画です。(ちなみにケリー・ギャングは山賊です)
が!!!
私、このヒース・レジャー扮するネッド・ケリーってヤツが嫌いなんです(笑)
(↑後日。2回目を見たあと、ネッド大好きになりました私/笑。やはり上に立つのはネッドだな〜って)
あ、ヒースは好きですよvvこの人オーリィとホント相性いいですよね〜(腐ルター装着済み/笑)
役作りのためかな?唯でさえガタイがいいのに、ちょっと太っててヒゲもしゃもしゃだからめちゃめちゃでっかく見えるんです、ヒース(てかネッド)。
で対するオーリィは、こっちも役作りのためだろうけど死ぬんじゃないかってくらい細いんですYO!!
(おかげであまりの足の長さに何度も「長すぎ!」ってつっこませて頂きました/笑)
ヒースはオーリィより年下だけど、ネッドとジョーが並ぶとおっさんと少年ってカンジなんです(笑)
で、このジョーはオーリィの元の外見をそのまま生かしたようなルックスでして、クルクル巻き毛の黒い髪にチョコレート・アイズ、服はシルクハットを常備してスーツに長いマフラーまで撒いちゃうおちゃめさんvvでもベルトに拳銃をはさむことは忘れないv
いつもクールであまりしゃべる方ではないけど、中国語も流暢に操るマルチリンガルの切れ者で、女と見れば抱きつき口説いてキスして…というだらしない面も持ち合わせてる。おまけに自分でケリーギャング一のハンサムだと自覚済み(笑)常に慌てないように見せて実は内心ドキドキしまくってて、でも大胆さと勇気と諦めのよさ(泣)も恐らくはケリーギャング一でしょうvvvネッドがそりゃ一番いろいろやってるけどね(^^;
ネッドの右腕兼親友として、彼のためならどんな命令でもクールにやってのける…でも時には反抗して。
途中では、ネッドの警察への宣戦布告(てか声明文)を彼に代わって手紙に書くシーンまでvv
秘書みたいvv
こんなジョーにハマらないわけなくない?!!!(逆キレ)
ホントに可愛いし!!!最初の、馬車に3人で飛び乗るシーンの可愛さなんてハナヂ出しても足りません。
それから、ケリーギャング(以下、ケリー団)はみなアイリッシュです。
この映画の根底は、アイリッシュ難民と大英帝国の戦い。ケリー達少数派アイリッシュは、不当な警察の弾圧にも耐えなきゃならない環境にいて、それで戦うことを決意したようですね。


*ちょっと補足を(時代背景、人物など)*
この時代、オーストラリアは大英帝国の占領下にあり、ネッド達はアイリッシュ難民。
そしてもちろん、イギリスとアイルランド(正式には北アイルランド)は例のないくらい壮絶な民族紛争を繰り広げた関係にあるため、英国支配下にあるこの地でもアイリッシュとイギリスの戦いがあるわけです。
とは言え、イギリスはこのアイリッシュ難民を制圧しようとはせず、ひたすら同化を求めていました。
そしてネッドの父親、レッド・ケリーは流刑囚。ゆえに初めからネッドは警察から色眼鏡で見られていたわけなんです。ネッドは一度家畜を盗んだかどで投獄され、その時は普通に出所するんですが、すぐ後に家にやって来た英国の警官に母親を殺人罪のかどで連行され、それで3人とケリー・ギャングを結成するに至りました。(とは言え、一説ではジョーはギャングの一員ではなく、単にネッドの親友として戦いに加わっていたという説明もあるようです)
ネッド・ケリー(本名エドワード・ケリー)は25歳の時に絞首刑で処刑。右腕のジョーが酒場での戦いで死んだのは23歳の時でした。ちなみにジョー・バーンは元は大農場の長男で、頭がよくマルチリンガル、おまけにハンサムで非常に素晴しい人物だったんですが、アヘン(これは交流のあったシナ人の影響かと…)に人生を狂わされ、ネッドの元に下ったそうです。ネッドという人物にも触れておくと、やはり今でもオーストラリアの歴史を語るには欠かせない英雄で、伝説的な義賊と言われてます。戦いのために銀行や店を次々に襲っていくんですが、その金を市民に撒き散らしたりしていたので、市民的な英雄として人気がありました。
彼らが酒場の戦いでとった戦法、つまり目だけくり貫いて作った全身を包むアーマー(?)姿は、今でもオーストラリアの子供達が真似して遊ぶことがあるくらい。この映画はともかく、ネッド・ケリーとケリー・ギャングは、単に文献を読むだけでも十分興味深い存在だと思います。


では、PotCと同じように、萌えどころなんかをピックアップしてネタバレしつつ(笑)お届けしますv
DVDプレーヤーの画像キャプチャの方法、知ってる方がいたら教えてやって下さい(泣)
リージョンフリーだけあってDVDデッキも海外から買ったので、説明書英語なんですよー(爆)
ちなみに、Ned Kellyはやはりオーリィを語るには欠かせない映画だと実感しました。ゆえに是非見て欲しいです。私みたいに日本公開待てない!って方がいるかもしれないし、買い方と必要なものを2ページ目にまとめてます。参照してみてください。
*注*もちろんですが訳は私が勝手に訳したものです(^^;勝手に腐ルターで訳してても許してね(笑)


@目覚めたネッドの後ろで眠るジョーvvv
4人で野宿中、一人目覚めたネッドの後ろに注目です(笑)まだ若い頃のケリー団なのでジョーも若くてヒゲなしなのーvvv健やかに眠るジョーがもうめちゃ可愛くてここですでにノックアウト(爆)チラリと後ろを振り返った(何故かジョーだけ見るのよねvv)ネッドも、「可愛いなあvv」とか思ってることでしょうvvv

A釈放されたネッド
警官(←コイツまじむかつくヤロー)に暴行した罪で投獄されたネッドは、ジョーとアーロン(ジョーの幼馴染)の迎えのもと釈放。で、この時のネッド、ワールドプレミアの時のヒースと同じスキンヘッドで出てくるんだけど、それがもう「トレインスポッティング」のユアン・マクレガーとすごい似ててカッコいいったらありゃしない!(笑)ユアンの2倍はガタイがいいけどね。↓迎えに来てたアーロン(Aaron)とジョー。


B馬車に乗って帰宅する3人
かーわーいい!!何が可愛いって、止まってくれた馬車にお尻から飛び乗るジョーが可愛いんですってば!飛び乗ってすぐにアーロンに抱き締められてるあたり、やはりジョーは総受け(爆)ですね(←所詮腐女子)しかししゃべりますジョー君(笑)普通にしゃべってくれる役で嬉しいよ〜v↓馬車を待つネッド&ジョー


Cネッドお父さんとジョーお母さん
ケリー宅で夕食につくダン(ネッドの兄弟)、ネッド、ジョー。ネッドは投獄中に生まれた妹(赤ちゃん)を抱きかかえてテーブルに座って、アーロンはベッドに横になってくつろぎ中。そんな中、一人黙々と食器や料理を並べるジョー…(爆死)
あ、アンタってやつは!「アーメン」の仕草も可愛かったーvv夫婦って公言してようなもんじゃないか(腐)

Dジュリア(?)とネッドの出会い
フツーに(笑)ナオミ・ワッツはさすがに年いってます(笑)まあ可愛いけど(笑)ヒースを選んでくれてよかったよvここでオーリィとくっつかれてたら嫌いになってたかもしれないもん(笑)うーん、でもこのネッドは爽やか好青年で良いぞvv

Eチャイニーズもお手の物♪広東語を話すジョー
酒場で飲み交わす4人。中国人の群れに支給してた女の子にジョーは後ろから抱きつきます(萌)そして中国人の一人が話しかけて、中国人に広東語で答えるジョー!けっこう一杯しゃべってますこの人vvv
すげ〜vvvカッコいい〜〜vvv何だか酷いこと(笑)言われてますが、これもジョーの愛嬌だね☆いいの、ジョーみたいなナイスガイは、いろんな人を愛した方がいいのよ!(笑)←所詮ジョー信者です(* ̄m ̄)

Fネッド、お前はネオか?
と言いたくなるシーン(笑)ネッドが一人馬房で馬の世話をしてると、ジュリアがやってきていちゃつき始めます(爆)ちなみにジュリアは結婚して子供2人いたり…。二人がいちゃいちゃしてる間に、ジョー達のいるケリー宅にはタチの悪い警官フィッツパトリックがやってきて、姉ケイトに手を出したためダンがブチ切れます。ここでジョーが血塗れのフィルに言葉を吐き捨てる姿がカッコいいんですよ〜v「you bloody idiot!」ってトコ。クールだvダンが撃ちそうになるのを止めてさっさと一人家に戻っちゃうあたりもcool!そして何も知らず帰宅したネッド。ジョーの険しいどこに行ってたんだ?という問いかけにさえ「Never mind where I was」だと?!ええい、ネオめ!そしてジョーの案でダンとネッドは、ジョーとスティーブと一緒に見つからないよう山へ避難。どうしてジョーも一緒なのかしら〜vv

G焚き火を囲んで、アオカンの毎日vv
勘違い厳禁〜(笑)このアオカンは、青姦ではなく(間違いなくこれもあっただろうけど/笑)野宿の意味ですぜ?そこでもネッドを探している警官を一悶着。初めて人を殺してしまったネッドの叫びはジーンとくるものがありました。「God! Forgive me!」
↓よく観る写真だと思います。左からスティーブ、ジョーvvv、ネッド。これは原住民に銃を向けてます。


Hアーロンと抱き合うジョー、妬くネッド(笑)
次の朝(?)、ジョーは山小屋に住む幼馴染のアーロンに会いに行きます。情報(新聞)をもらうために。
パンツいっちょで毛布にくるまってジョーを出迎えたアーロンは、すぐさまジョーと抱き合い再会を喜びます(萌)彼は13歳の女の子と一緒で、ジョーが驚き呆れて可愛かった。やっぱりオーストラリアでも犯罪なのね(^^;二人の前にしゃしゃり出てきたネッドの意味を教えて下さい(笑)ヤキモチですかお兄さん?

I骨を使ってコンニチワ
ジョー…vvv頼むからそんな可愛いこと止めてvv銀行強盗に入った4人。トレイラーで観るあのシーンです。ネッドとジョーは銃を突きつけて受付の老人を脅し、ダンとスティーブがそのすきに家族達を脅します。
で、気の強い喪服を着た奥さん、もっと歩きやすい服がちょうどあるとか言って、気丈にも憤慨して部屋を出て行く(追い出される)んですけど、ここでニヤニヤしてるジョー&呆れてるネッドのコンビが最高!特にジョーが楽しそうに気丈な奥さんをニヤニヤ見てる時の表情なんて、もう可愛くて可愛くて…vv
ネッドが「ジョー、彼女について行って、窓から助け(サイン)を呼ばないよう気をつけろ」と言うと、待ってましたと言わんばかりに奥さんを追うジョー君…。これもトレイラーで有名なシーンです、ジョーが鏡越しに彼女を見つめて誘惑するとこ。

すまして入って来て、置いてあった骨のコレクションを見て「What are these skull?」と聞いて、奥さんが「私のコレクションよ」というと、何とジョー、その骨(恐竜の頭蓋骨のミニチュアみたいなもん)を取って、骨の口をパクパクさせながら「Hello」とおどけてみせるんですよ〜!!声色まで変えて!!ここ、すんごい可愛いんです!!是非写真でもお見せしたいくらい!!ホントに惚れますココ!!ジョ〜〜vvv

Jマダムに襲われるジョー(もしやジョーは誘い受け?!/笑)
新聞にジョー君のことが「犯罪を犯すために生まれてきたような生き物の顔」と書かれていたそうで、奥さんがジョー君をチラチラ見つめながらそう言ってました。…どこが?天使じゃんむしろ(笑)で、ここです。それを聞いたジョー、悪びれもせず「I'm the handsome one in the brunch」なんて言ってくれるんですよ〜!!そんなことをサラリと言っちゃうアナタが好きです!私も抱いてくれぇぇぇーー(爆)マジでキュート!!ソファにゆったりと腰掛け、誘惑するジョー君にまんまと奥さんが落ちました(笑)「ケダモノ!」とか言いながら、自分がケダモノに変身する奥さんなのでした(笑)…ジョーに誘われたらそれこそ男女問わず落ちるに決まってるわな…。

↑結局襲われるジョー(萌)

Kジェフリーの到着&アーロンの投獄
ジェフリー・ラッシュよ、オーリィと共演してくれててありがとう(感涙)ジェフリーがこの映画の中でオーリィをPotCに誘ってくれてなきゃ、今頃ウィルを別の人がやってたかもしれないんだよ…怖いー!ありえないー!!ありがとうジェフ!で、このジェフリー扮する警官、怖いです(^^;この人ホントに低温の役似合いますなー。で、例の13歳の女と裸で寝てるとこを見つかって、名目上その理由で投獄されちゃったアーロン。ネッドの母親も身内も、ネッドを捕らえられない替わり(腹いせ)に投獄されます。ファッキン警察め!(怒)

L「Oh God!Ned Kelly and Joe Byrne!」
馬にまたがり街を通り抜ける4人に、街の人たちが暖かい歓声を上げて見送ってくれるシーン。
ここで、「ネッド、君たちはどこへ行くんだ?」という老人の問いかけに、「国(country)は俺たちのものだ。何処へでも行くさ、行きたいように」って答えるネッドはカッコいいー!!素敵ステキ!!やっぱりメインはジョーとネッドなんだな(笑)

↑左からジョー、ネッド、ダン、スティーブ。

Mジョーを守るために…アーロンの想い(爆)
この辺で腐ルターが全開になります(笑)投獄されてたアーロンのもとにジェフがやって来て、アーロンに取引を持ちかけるんですが、ここまで来ないとアーロンとジョーの関係って全く分かりませんでした(汗)そうそう!あと、ジョーの本名はジョセフ・バーン(Joseph Byrne)だそうです。ジョーの方がいい(笑)「お前はジョセフ・バーンと友達だそうだな?子供の頃からお互い知っていて、それ以来一緒に時間を分け合って生きてきた…だろ?」…そうなんですか?!!(笑)ここのジェフの台詞聞いて、すごい一瞬でアーロン×ジョーに萌えた私をお許し下さい!(笑)警察が追ってるのはケリー一家(ケリー&ダン)でジョーのことは気にしていない、でもこのままだとジョーも他のやつらと一緒に撃ち殺してしまう、とか言ってアーロンを脅します。「友達(ジョー)の唯一助かる道は、お前の肩にかかってる」
殺し文句☆アーロン陥没(笑)そりゃ、可愛い幼馴染が殺されちゃたまりません…アーロンは警察に協力することに。いいな、アーロンとジョーの友情(←純粋に/笑)…なのに……ネッドめ〜〜!!!







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